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咳喘息




2018年3月2日金曜日

「咳喘息」

長引く咳のために受診される方が増えてまいりました。
長引く咳の原因はたくさんありますが、その中で最も多いのが「咳喘息」です。
長引く咳のおよそ半分程はこの「咳喘息」が原因とされています。
私が以前勤めておりました神鋼記念病院で集計したデータでも約6割の方が咳喘息でした。

「咳喘息」は喘息の仲間です。
ただ喘息特有の「息苦しさ」や「喘鳴(胸がぜーぜーすること)」が無く、
「咳」だけがでます。
風邪や、花粉の吸入などがきっかけとなって発症します。ですので、はじめは風邪でも、
咳が2~3週間続く場合は「咳喘息」を発症している可能性もあります。

咳喘息と診断するためには、気管支を広げるお薬の効果をみることが必要ですが、
最近では息の中に含まれる一酸化窒素を測定することで、ある程度診断することができるようになりました。
そらいろクリニックでもこの一酸化窒素測定器を用いて診断を行うようにしています。

咳喘息の治療は吸入ステロイド薬が中心となります。 「ステロイド」と聞くと副作用を心配される方もおられますが、吸入するステロイドの量は微量ですので安全性は 極めて高いと考えられています。安心して治療を受けていただけばと思います。

「咳喘息」も適切な診断早めの治療が大切です。
もし気になられる方がいらっしゃいましたら早めの受診をお勧めいたします。

この記事がきっかけとなり、少しでも皆さまの元気な毎日のお手伝いができましたら嬉しいです。

いろいろな人、いろいろな想い
みんな、そらでつながっている。
どんなそらにも陽が差しますように・・