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喘息症状が治まっても・・



『喘息の症状が治まっても・・』

最近の喘息治療薬は効果が高く、
多くの患者さんは比較的速やかに症状が改善します。

長い間、喘息に悩まされている患者さんの中には、
「とりあえず今の辛い症状が無くなればいいか」と思われる方も多いと思います。

しかし一見、症状が治まったようでも、
まだまだ喘息の炎症の火種がくすぶっているのです。

治療中止後すぐに悪化しなくても、
ダニや花粉などのアレルギーがあるものに接触したり、
風邪をひいたりすると、症状がぶり返してくることをよく経験します。


『喘息の治療を途中で中断すると・・』

発作を繰り返したり、気管支の炎症を放って置くと、
将来的に肺の機能が弱くなったり、発作が起こりやすくなる可能性があります。

「症状がなくなった=喘息が治った」ではありません

症状がなくなっても気管支の炎症はくすぶっており、
炎症を抑えるために症状がなくなっても治療を継続する必要があります。

吸入治療は少々めんどくさいかもしれませんが、
実は、副作用も少なく効果の高い薬です。

夜の咳がでたり息苦しくなる/朝咳で起こされる
運動すると息苦しくなる/話をすると咳がでる/咳で胸が痛くなる

なるべくなら、このような辛い経験を繰り返してほしくありません。

薬の量と治療すべき期間は、患者さん個人個人で異なります。

いずれ治療薬が必要なくなる可能性も、勿論ございます。


もしお困りの方がいらっしゃいましたら、
まずはお電話でご予約下さい👇

078-431-8100

いろいろな人、いろいろな想い
みんな、そらでつながっている
どんなそらにも陽が差しますように・・